「四国へんろ‥こころの旅」 F 
四国の池さん 1/21(水) 22:17:40 No.20090121221740
今日は雨が降りそうな曇り空のなか朝七時に出発しました。
その距離約40kmを10時間で歩くが、どうも元気が出ない。
空腹のせいかレストラン.ラーメンなどの看板がやたらと目に移る。
そしてようやく安芸市街に入り小さな峠を越えようとしたとき、「お休みになりませんかお接待します」と車のドアを開け若い女性に声をかけられた。
「下った所にある出光のスタンドの物ですが‥」。
どうしょうか迷ったが、お接待を断る理由はない。

先ほどの女性が「お茶にしますか.コーヒーにしますか」「コーヒーいただきます」「お弁当も一つあるのですが持って行きますか」
どうもスタンドの娘さんみたい、父が出かけるので昼の弁当があるという。
「ありがとうございます.頂きます」「一つでいいですか.荷物になりますが私の分も持っていきますか」「はい」「じゃ二つね」。

こんなことが当たり前のことのように、自然にへんろと接する。
やさしい心づかいに感謝し、住所と電話番号を聞いて出発した。
ありがとうございました。

雨が降り始めたが、お接待に心が和み、寒くはなかった。

それからすぐ国道と平行した自転車専用道路を歩いた。
自然豊かな静かな小道の感じですが、なんと16kmあります。途中みかん一袋お接待していただきました。ありがとうございました。
何も考えることなく、自然の中を黙々と歩いた。

ふと彼女のことが気になりケイタイした。一日遅れの安芸市にいた。健闘をたたえた。

それにしても ゆうちょの通帳とカードを忘れたため、本来以上にない苦しいへんろ旅になった。

28番大日寺を打ち、少し道に迷いながら、橋を渡り今晩の宿である遍路無料接待所に着いた。寝る所や食事も無料で15名ほど収容できる、ありがたい所です。

自然とへんろ話しや情報交換に花が咲き、にぎやかな夜になりました。


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